共産党市議団が視察「八王子市の中学校給食」
2023年8月24日
私は共産党市議団全員で八王子市学校給食センター元横山を訪れ、同市で進められている中学校給食の充実について八王子市職員から説明を受けました。食育の面でも、子どもの貧困対策の面でも学校給食が果たす役割の大きさを痛感する視察となりました。
視察には、東久留米と同様に弁当併用選択制の中学校給食を実施している国分寺、東村山の共産党市議と全員給食へ転換を進めている町田市の共産党市議が参加しました。
八王子市は５つの学校給食センターを建設して、選択制の中学校給食から全員制の中学校給食に切り替えています。一部の中学校では小学校で調理した給食を配送する親子給食方式も採用しています。
全員給食に切り替えたことで食育が大きく前進。地域の農家にも協力を広げ、地域で作られた野菜などの利用も増やしています。担当者は「選択制では食育はできなかった。伝統食など文化を伝えていく役割が給食にある」と語ります。
貧困が理由で給食を食べない生徒をなくすことも八王子市が全員制の中学校給食を導入した理由です。東久留米でも弁当併用選択制から全ての生徒が食べられる中学校給食への転換が必要です。
