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村山順次郎
 
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埋蔵文化財の専門スタッフ採用へ

郷土資料の保存・展示施設の改善を
2016年11月13日

東久留米は縄文時代から湧水の豊かな地域で人々のくらしがあったことが様々な発掘調査で明らかになっています。それを示す縄文土器の一部が滝山4丁目のわくわく健康プラザ内にある郷土資料室で見ることができます。しかし、残念なことに縄文時代の豊かな暮らしに相反して埋蔵文化財などの郷土資料を市民がふれ、引き継いでいくための市教委の体制や施設は大変お寒い状況にあります。

近隣他市では郷土資料のための施設が置かれることが普通ですが、東久留米では前述の郷土資料室があるだけ。保存施設も他の公共施設に間借りする形で分散備蓄を余儀なくされています。特に中央図書館に隣接する保存施設は老朽化していて、速やかな代替施設の検討が必要な状況です。

郷土資料の収集保管は、市民とのネットワークが重要です。そのため、専門知識を持った職員の継続的な活動が必要になりますが、郷土資料室の専門スタッフは定年退職した職員の再任用に頼っている状況です。

私は保存施設の改善と継続的な郷土資料の保存展示のため、職員体制維持のための取り組みを教育委員会に求めてきました。9月議会まででは郷土資料のための施設については検討を継続するものでしたが、来年度から埋蔵文化財についての学芸員資格を持つ職員採用のため、募集をすることになったとの答弁がありました。

やや、遅きに失した感はありますが、かけがえのない郷土資料の保存と展示環境の改善のため引き続きとりくんでいきます。


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