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村山順次郎
 
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しんかわ保育園の募集停止は撤回を

4月時点の待機児童は38名
2018年4月28日

並木克巳市長はすべての公立保育園を廃止する計画を公表し、最初の対象園として公立しんかわ保育園の0歳児募集停止を19年度4月から強行しようとしています。多く保護者と市民が存続を求める声を上げています。

市担当部は4月27日、4月1日時点の保育の待機児童数を公表しました。前年同時期67名が、38名と29名減となったものの、0歳児3名、1歳児22名、2歳児13名となり、保育園に入れないお子さんがいる状況は変わっていません。3歳児以上は待機なしとなりました。また、年度末にむけて待機児童が増えていきます。2月1日時点で171名を数える深刻な事態です。4月から1園、また10月からさらに1園の認可保育園が開設されることは、待機児童解消の面からも意味のあることで評価できるものです。担当部は3月の市議会で、4月の待機児童数については「注視していく」とし、明言を避けていました。

並木克巳市長は17年12月の市長選挙で、「18年4月から待機児童ゼロの見込み」と発言しました。3月の市議会でこの発言の根拠について質問しましたが、市長は明確な答弁が出来ませんでした。結果的には予断を持って誤った説明を市民にしたことになります。この発言は公立保育園の廃止を正当化する材料になり、市民に楽観的なイメージを与えるものになったことは否めません。

市民の声を聞く場をつくり、しんかわ保育園の募集停止の撤回を中心にすべての公立保育園を廃止する計画をただちに見直すことが必要です。

日本共産党